壁にかかってある戦利品は
コミュ障の自分が、アルコールの力を借りて手に入れた精一杯の証である

引っ越すまではこの戦利品を飾り続けるのは間違いないのだが
それと同時に良くも悪くもいろんな出来事があった

自分の中でも貴重な旅であったのは間違いない。










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上野駅に着いたのはオフ会当日である３日の１時くらい

県外住みの自分は午後の８時にバスに乗って、最終の山手線でようやくここにこれた。

本当だったら浅草駅におりて、漫画喫茶に行こうと思ったが
「そういうことをしてる参加者がごったがえしてて、そもそもあいてないんじゃないか！？」とかいろいろ考えちゃって、とりあえずすぐいける上野駅に泊まることに決定

上野駅、そういえばそのときが人生で初めてでした

みてみたいじゃん！？アメ横とか！（深夜の１時です）

明日のオフ会に備えて服とか買いたいじゃん！？！？（深夜の１時です）

















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まぁね、わかってはいたよね


上野駅の周辺を歩くと
確かに人がたくさんいるとこもありましたが、みんな共通して

安い・可愛い・気持ちいい　　　　　　　　　　　けどどうですかお兄さん！？


まるで吉野家の「早い・安い・うまい」てきなニュアンスで
中国人やいかついお兄さん、またはジャンパー着たお姉さんが声かけてくるんです
もうね、怖くなってね・・・・・・・・・・


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逃げてきましたこちら

上野駅から歩いて５・６分ほどにある「ダンディ」っていうカプセルホテルです

ここ、宿泊でも３０００円くらいの都内でも比較的安いところだったのですが
宿泊している男性客の８割がみんな汚くてくさいっていう

ダンディのかけらも感じられない人たちだったのですが

ちょっと時を戻してもらうと、液晶画面に林家ペーがいますよね？
画面の中の林家ペーは「温泉が大きくて気持ちいい！マッサージ師も２４時間待機しててレストランのメニューの豊富さもなんとこーんなにあるんです！」主にエビチリやラーメンとか中華系がずらぁ
みたいな
林家ペーの入っていたお風呂が大きくて、別料金だけど足裏マッサージもあったらそれだけでお風呂好きな僕としては３０００円の元とった！くらいに思ってました。


「・・・・・・・え？・・・あぁ・・・・・・・・お風呂大体３・４人で体あたるくらいなんですか」
「あっ、マッサージ師は１０時から深夜２時までなんですか」
「今の時間はレストランやってない・・・えっ？朝食は和食だけなんですか」

もうね、嘘しかついてないんですよ林家ペー
林家ペーがパーなこといってましたよ本当


仮眠室にはきったないおっさんが雑魚寝で転がってて自分の場所はなし
数多く聞こえる大音量のいびき

唯一スペースがあったのがトイレの近くだったのでそこで体育座りで携帯をいじってると、赤ら顔のおっさんがトイレに行き、数十秒後に聞こえたのは「えっ？こういう時に音姫って使うんじゃないの？」って直接聞きたくなるくらいの大音量で奏でるゲOのBGM
たまに聞こえる嗚咽・・・・ちくしょう！！すっきりした顔で出てくんじゃねぇよ！！！

僕は、料理の出ないレストランで椅子を連結させて寝ることにしました

明日は・・・・きっと楽しい思い出がいっぱい出来ると信じて・・・・・・・。





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ダンディに入る前に小腹がすいたので
深夜の時間なのにも関わらず列を作ってたので入ってみたら
えびがベースのめちゃくちゃおいしいラーメンが食えました
ラーメン食ってる時がその日の一番の幸せだったとは・・・・。


中編：イーグル実践　ほかの人が書かないであろう１参加者の率直な店舗感想とぐだぐだ飲み会の思い出話。

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